こんな教育で障害者の社会参加が? 

061020_1201~001.jpg電車の吊り広告を見て仰天した。
わが子を「良い」学校に入学させる雑誌の特集だが、教育関係のではなく、プレジデントという経営者向けの雑誌だ。いつもは、経営指南的な記事や経済動向の記事が中心だが、「お買得な私立中学」、「公立中学の学校力」、「東大、京大に入りやすい学校」とかのオンパレードだ。この特集の基準は「良い学校」しかない。

これでは、子供の多面的能力を伸ばす教育や価値感の多様性と豊かな感受性を持つ教育が出来るのか疑問だ。
障害者の人権を学ぶどころか、障害を持った子供は「お荷物」にされてしまうのではないか。

いま問題になっている教育基本法の「改正」やいじめの多発と子供の無関心、教師の意識的な無視とも無関係ではないと感じた。

ラビット 記