動画サイトに字幕が 難聴者の新しいメディアに期待

ブログが社会的なメディアになり、今はアメリカなどはビデオブログが普及している。ソーシャル・ネットワーキング・サービスSNSが新たなコミュニティとして発達してきた。
グーグルが買収したことで有名になった「YouTube」は動画が多く投稿されている。

ニンテンドーWiiアメリカでも大人気だが、このゲームに熱中する様子が多く投稿されている。50万ヒットと記録したこのブログでWiiの熱中ぶりが分かる。
日常生活をビデオで投稿する時代になっているということだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=_wczw4PlKuE

「hard of hearing」、「deaf」、「sign」などを検索すると多くの聴覚障害関係や聴覚障害者自身ビデオブログが投稿されているのが分かる。

この動画に字幕をつけて投稿するjimaku.inという
「字幕で動画を楽しもう!
 YouTubeの動画にブラウザ上から字幕を作成できるサービス」 http://jimaku.in/
があることが報じられていた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/23/news063.html

これを開発している字幕YpuTubeの開発ブログの「字幕Youtubeじまくゆーちゅーぶ」をみると特に聴覚障害者に関係ある方のようには見えないが、いろいろな人が関わっているようだ。
http://blog.livedoor.jp/zimaku/archives/52236696.html

これは、これまでのビデオや映画に字幕をつける活動をしてきた要約筆記者などとは違う方々のようだ。著作権問題なども含めて、字幕制作上のノウハウなどが共有できればいろいろな課題が解決できそうだ。
難聴者にとっては、こうした字幕の必要性、効果が社会に広がることを期待したい。

ラビット 記