地デジ放送チューナー配布を検討

070216_2037~001.jpgNIKKEI NET2月17日のニュースで、政府、与党が低所得者へ地上波デジタル放送チューナー配布の無償を検討していると報じられている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070217AT3S1602Q17022007.html

池田信夫氏のブログでは、それでは皆が地上波デジタル放送受信機を購入しなくなり、政府が地上波デジタル放送切り替えが2011年までに出来ないことを認めたことになると書いている。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/c23ab4d446dbd44691ae65e4221c44e3

一概にそうとも言えないと思うが、ニュースでは「機能を制限した簡易型」なら数千円とある。これがどういうものかわからないがアメリカのようにならないように気をつけなければならない。

(3/5追記)
アメリカでは2008年からの地上波デジタル放送の全面移行に備えて、米政府がセットトップボックスの配布をしようとしているが、政府が出す仕様書に視聴覚障害者の放送アクセスに必要な字幕放送、解説放送、その他の機能が削られないか懸念されている。
わが国では、オンデマンド手話放送を実現するには今のデジタル放送の規格では大変困難なために他のチャネル(IPマルチキャスト放送、インターネット、CS通信、BS放送など)を用いた併用方式を実現するための機能を備えたものにすることを聴覚障害者団体等がが求めている。


ラビット 記