天気予報の字幕放送

070308_2058~001.jpg字幕放送も放送事業者側はいろいろ努力されているらしいと言うと怒られてしまうが、天気予報は生放送で時間も短く、字幕放送はあまりなかったと思う。

しかし、こうした口話体の字幕をみるといかにも生の話という気がする。
要約筆記は、削ぎ落としという初歩の技術があるが、生の字幕を入力する場合でも話のままみな入力したら字数も多くなり、読みにくい上、番組のエンドに合わせて字幕も終了しないこともある

そこで、生放送での字幕は話しをそのまま入力しないで、意味の等価な文字でつたえるという「字幕通訳」という新しい概念を打ち出してはどうだろうか。
字幕放送の仕組みを使って、通訳をするということだ。

「正確な」放送に忠実であろうとする余り、情報保障・コミュニケーションの意味のない字幕を出されても困るのは私たちだ。

総務省とはどういう字幕を求めているかについて意見交換したが、放送の言語として研究した人はいるのだろうか。

ラビット 記