聴覚障害者の運転免許 道路交通法の改正案、衆議院で採決

全難聴から、以下の連絡があった。

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6/14、年金などで論議が白熱しているが、衆議院本会議で社民党を除く会派の賛成で採択された。

付帯決議で、聴覚障害者の運転する際のマークが義務付けられているが、難聴者の中には難聴であることを社会の偏見など様々な理由で隠している人も多い。
聞こえない人が運転していることが分かった場合、幅寄せなどの嫌がらせをしないとも限らない。
周囲が気をつけて運転してくれれば良いが、どのように対応して欲しいのかも啓発が必要だ。

ラビット 記

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道路交通法の改正案、衆議院内閣委員会で採決
6月13日(水)開催の衆議院内閣委員会において、道路交通法の改正案が
採決されました。

その付帯決議をPDF文書で添付します。
そのうち、聴覚障害者に関わる部分は以下の2項目です。

「一、聴覚障害者が普通自動車を運転する際の標識の表示義務については、周囲の運転者が聴覚障害者に配慮すべきことを周知徹底させるとともに、
今後、聴覚障害者団体や関係者等の意見に十分留意し、必要に応じ見直しを
検討すること」

「一、聴覚障害者に対する普通自動車免許の付与条件の妥当性については、
諸外国の状況に配意し、引き続き聴覚障害者団体や関係者等との意見交換を実施し、必要に応じ見直しを検討すること」