聴覚障害者のためのドライブスルーの「オーダー・アシスト」


アメリカは車社会だ。ロードサイドには、ハンバーガーなどのファストフードのドライブスルーが必ずある。


このドライブスルーは、難聴者やろう者にはバリアーだ。
スピーカーに向かって、注文を言わなくてはならないからだ。スピーカーから何か言われても分からない。某回転寿司チェーン店のオーダーシステムと全く同じ問題だが、ドライブスルーと回転寿司というところが日米の文化の差を表している?!


ウィスコンシン州ジャーナルの7月5日号に、このドライブスルーに、「オーダー・アシスト」という聞えなくても注文出来るシステムが導入されたことが紹介されている。
http://www.madison.com/wsj/home/biz/200092


聴覚障害者が、ドライブスルーの入り口に来ると、「オーダー・アシスト」の青いスタンドのボタンを押して、商品受け取り口で補聴器のテレコイルで聞くか、注文用紙をもらって、注文を各か受け取るが出来る。


「オーダー・アシスト」のボタンを押した人は、入り口では注文しないで、受け取り口で注文する人ということが店の人に分かる。


YouTubeにも、同じトピックスがabcニュースで紹介されている。手話を使ったキャスターが紹介している。もちろん字幕放送付きだ。
http://www.youtube.com/watch?v=tjW1eWopbZU


回転寿司店でも、寿司の注文用紙とペンを受付かカウンターに置いておけば良い。いっそのこと、皿の上にスタンドを置いて、ぐるぐる回すか。


ラビット 記