生放送の番組に再放送で字幕を


早朝のテレビのニュースで、サンデープロジェクトの放送画面で町村官房長官の話していることが字幕テロップで表示されていた。サンデープロジェクトは日曜日の政治討論番組で生放送だ。


総務省の視聴覚障害者向け番組の普及行政の指針では、生放送も全て字幕放送を実施すべき対象になったがトーク番組のような番組は対象外になっている。


確かに、同時に声がダブるような音声はリアルタイムでは字幕化しにくい面がある。それなら、字幕を付けて再放送するべきではないか。しかし、指針案では最初に字幕放送でなかった番組の再放送の番組は対象外になっている。


普通は、視聴者から反響の大きかった番組、社会に影響のある番組等が再放送される。何らかの理由で字幕放送が付けられなかったとしても、再放送なら時間的な余裕もあるはずだ。もちろん、解説放送も手話放送も出来る。


また、最初に字幕放送が付けられなかった番組には生放送の番組も含まれる。こうした番組も対象にしなければ、字幕放送を付けて再放送することにならないのではないか。


総務省パブリックコメントを受けて、再放送を指針の対象に含めるかどうか、注視したい。


ラビット 記