IPラジオ放送をテレビのバリアフリーに

関西のラジオ局のグループがラジオ放送と同時にIPマルチキャスト放送(インターネットによる同時に配信)を実施すると2、3日前の日本経済新聞に載っていた。

ラジオの聴取率が下がっていることの対策だが、これは面白い。配信された音声データをパソコンで再生する仕組みだ。

ラジオ番組は生放送以外は番組の音声ファイルを自動送出する仕組みと聞いていたので、これは技術的には問題はなく、著作権上の問題が大きい。
このラジオ放送はぜひ字幕で聞きたい。ラジオ放送の字幕放送だ。

ラジオ放送の字幕放送はFM音声多重放送で実施されているが厳密には音声放送の補完放送ではない。

このインターネットによる配信で音声の字幕も配信出来るだろう。


ラジオの字幕だけではなく、テレビの字幕も配信出来ないか。インターネットに接続出来る地デジテレビで配信された字幕を同期させながら見るのだ。


テレビの映像に字幕と手話を付けた配信に著作権の制限を聴覚障害者団体が要求しているが、テレビ放送事業者や他の事業者が字幕配信をする場合は著作権制限の対象外だが、ビジネスとして成り立つだろうか。


国会や地方議会の質疑は一般国民に周知する目的ならば著作権が及ばないことになっている。
インターネットに接続出来る地デジテレビが販売されればこれもぜひ実施して欲しい。


ラビット 記