人工内耳装着後10日から2週間目頃(12/13〜12/1


マップは3種類入っている。

3番目を日常的には聞いているが、「音が大きすぎ」頭に突き刺さるような気がする。感度をゼロ、音量をゼロにしてもうるさい。
それで、右の補聴器できちんと聞かなくてはならない時はマップの2番目にしている。これも最近はうるさく感じるので感度と音量を下げてみた。両方ともゼロにしてもちょっと大きいくらいだ。もうすぐ退院後始めての再調整になるので、もう少しレベルを下げてもらおう。


12/15 午後から夜も要約筆記と難聴者協会の会議。人工内耳をTモードにして、補聴器と一緒に聞く。夜は司会をしながら、聞く。ほとんど手話を使う。



12/16 終日、難聴者の会議。人工内耳を磁気ループで聞いていた。パソコン字幕が付いているので、聞えない時は字幕を見ていた。字幕は遅れて出てくるので、聞きながら字幕を見ることは出来ない。また字幕を見ながら聞くことも出来ない。皆手話が堪能ではない難聴者なので発言が聞えなかったり、分からなかった時、字幕が出て
くるの待ってそれを読む。出席者もそれを待っている。リアルタイムに文字が出て来なくてはいけないという場ではない。こういう時は、まず補聴器と人工内耳で聞いて、分からなければ見るという使い方だ。
充電した電池がもう切れた。予備のと取り換えた。


12/17 勤務中は補聴器と併用しているが3つ目のマップがうるさいので、2つ目のマップで感度、音量を下げた。退社後に、3番目のマップだけで聞く。自分の声は分かる。歌っても音程は分からないが、「歌える」。
停車しているトラックのディーゼルエンジンのアイドリング音が人工内耳でもそういうふうに聞え始めた。車の通行音も「ガーッ」と補聴器の聞えに似てきた。

帰宅途中のスーパーで歩いていたら、人工内耳で急に音楽が聞えてきて驚いた。クリスマス商戦も終わりだが頭上で大きな音楽がかかっている。リズムだけではなく、抑揚?音の高低が分かる。まだメロディとは言えない。


併用していると、補聴器の聞えに人工内耳の音がかぶさって「こもっているように」聞える。補聴器だけでは聞えなかった機器の動作音や部屋の端の方の話している声、電話の音などが入る。補聴器のボリュウムを大きくすれば機器の動作音も聞えるだろうが、人の声が大き過ぎるのでそうすることはしない。左の人工内耳は機器が動
き始めるとジジーというので分かるのだ。

併用している時に、呼ばれたり音がした方向が分かるという体験はまだない。


ラビット 記