人工内耳のマップの使い方が?


新しいマップに馴れようとして、日中は補聴器と左の人工内耳の併用をしている。退社すると補聴器のスイッチを切る。
19日に作成したマップ(P2)は高音部をカットしたマップということだ。
高い音は突き刺さるような音だとか、痛覚に近いとか表現したのでカットしたようだ。
聞いたことのない音なので表現に困って言ったのだが、聞こえる人にとっては高い音は嫌な音のイメージがあるのだろうか。
こうなる表現に気を付けないと最適なマップが出来ないかも知れない。

今日会った人工内耳の人は音入れの時から聞こえ、電話も出来るようになったので一番最初のマップのままだと言う。


新しいマップ(P2)を2日程使って自分の声は遠くから話しているようにだが聞こえてきた。
しかし、11日に作成したマップ(P3)は感度と音量をゼロにしてもうるさいが自分の声は聞こえ、人の声もラペルマイクを使うと分かるようになってきた。
これのレベルを下げたのも登録してある(P1)がこれが一番聞きやすい。

今日22日は朝から磁気ループを使った15人くらいの会議でこの聞きやすいマップ(P1)で聞いていた。
夜の協会の会議は30人くらいだった。発言を磁気ループでこれP1で聞いたり、新しいマップP2で聞いていた。


やはり、P1が言葉として聞こえる割合が高い。補聴器と併用する時は補聴器と人工内耳の音量のバランスを調整すると良く聞こえる。
前は両耳から聞こえる声をこもっているとか風呂場で聞いているようだと表現したが、これは「音が豊かに聞こえている」ということではないかと思う。


会議後の居酒屋のうるさい環境の中で向かい側の若い人の声がはっきり聞こえたのは驚いた。
彼の声だけ浮かびあがって聞こえる。


時計を見ると23:14だ。終電を過ぎている。慌てて会計もそこそこに店を飛び出した。
久しぶりに若い難聴者と交流出来て幸いだった。


ラビット 記