情報バリアフリーシンポの発表

中途失聴・難聴者が地上デジタル放送に一番期待するのは、字幕放送の拡大だ。

今日、戸山サンライズで開かれた障害者放送協議会の「情報バリアフリーシンポジウム」で発表される全難聴のアンケートによれば、主に中途失聴・難聴者の期待するのは字幕放送拡大で実に9割に及ぶ。

短い期間に390通が回収されたのは、それだけテレビ放送に関心が高いからだろう。
字幕放送をいつも見ている、よく見ているの合計が87%にも達する。

字幕放送は約4割の番組に付くがこれは東京のキー局の場合だ。実際には生放送のニュースステーションクローズアップ現代などには字幕はない。バラエティ番組、ローカル番組などに字幕が少ない。

毎日見ているテレビに字幕がつかなかったり、遅れて出てくれば何とかして欲しいと思うのも当然だ。

それにしてもなぜこうなってしまったのか。


ラビット 記