長男の大学修了 働く喜びと権利

明日が長男の大学院の修了式だ。

これまでいろいろなことを学んだのだから、それを社会に活かすために働くことになる。

知的生産活動や労働の本質は社会発展の貢献への喜びだ。
個人の労働が社会全体の発展と個人幸福追及権の実現となる社会はいまだない。
それどころか、労働の価値再生産、生活そのものが保障されず、それを救う制度、社会保障制度も瓦解しつつある状況だ。
ワーキングプア、非正規雇用者と言われる人たちは、仲間と連帯の輪を広げながら、ユニオンを作り、法制度を学び、雇用を守ろうとしている。名ばかり管理者も実名で告発するという厳しい道を切り拓く人たちがいる。

障害者は、基本的人権と自由の獲得のために戦ってきた。障害者の権利条約を盾に、人権無視の動きを押し返そうとしている。

新しい業務の習得、労働者としての規律を学ぶ中で、社会の矛盾にも気がついて欲しい。

父より


ラビット 記