NHKの平成20年度予算審議は低調 

24日の夜衆議院NHKは平成20年度の予算審議の様子を放送していた。

しかし、録画放送なのに字幕放送がなかった。
障害者向け番組や放送の充実を図るはずではないか。

NHKには、障害者向け放送のいっそうの拡充のためには、
障害者向け番組の要員は削減せず増員、予算増額を図ること、

障害者当事者団体との連携体制を自ら作ること、

総務省の「普及の指針」にない手話放送拡充の計画と目標を持つこと、

字幕放送拡充の北京オリンピックの字幕放送、解説放送、手話放送を実施すること。
(開会式は総合チャンネルの他に教育チャンネルを使って字幕、解説、手話放送を実施すること、2チャンネル同時中継が実現したら嬉しい)。

私たちの要求は、当面は「目で聞くテレビ」の保障だが、基本はデジタル放送自体がアクセシブルなものになることだ。

地上デジタル放送の規格を決める際にもデジタル放送受信機の規格を決める際にも障害者当事者団体のニーズを聞いたり確認しなかったのが、今回のデジタル放送のアクセシビリティの問題の元だ。


ラビット