テレビのCMの字幕 難聴の消費者

テレビの視聴に支障があるという意味ならかなり大きな数字になる。

筑波技術大学のテクノレポート(デジ研報告書にもある)でテレビの視聴に困る人が50%前後もいるので、1350万人はいることになる。
http://maroon.way-nifty.com/welfare/files/digital_jimaku_housou_shishin.pdf


テレビのCMに字幕がないがこれだけの人口をマーケットと見られていない。

広告代理店もスポンサーも字幕放送があるから大勢の難聴者が字幕を見ているのに、CMに字幕がないことでかなり購買意欲をそいでいることに気がつくべきだろう。

確かに字幕のないCMは映像も記憶に残らない。

テレビ放送は高齢者が簡単に見られるメディアだがスポンサーにすればもったいないものだ。
番組の数十秒のCMに数百万円かけているのか数千万円かけているのか知らないが、字幕制作はそんなにかからないのでは。

この字幕は字幕放送ではなく、映画の字幕や地デジの字幕のオープン化を考えたい。

ディレクターが多分若い人で高齢者のことを良く知らないとか、字幕は画面を汚すとか画面の構成を考えているかも知れない。
今は地デジのワンセグで字幕を見ている人も多いので、「字幕」風に表示すればと思う。映画の縦書きの字幕風でも良いのでは。



ラビット 記