インターネットテレビの国際規格とアクセシビリティ


今日の日経新聞の夕刊1面に、インターネットテレビの国際規格が年内にも制定される見通しと報じられていた。

昨年の夏に日本でこの規格制定のための国際会議が開かれ、紹介した。
海外から参加した関係者の中には障害者が含まれていたそうだが、日本では呼ばれていないだろう。
障害者の国際ネットワークやアクセシビリティに関する技術者たちはもちろん、この問題に関わっている。
しかし、なぜ我が国は優れた技術を持ちながらアクセシビリティに関する技術となると一歩も二歩も遅れてしまうのだろうか。

技術系の聴覚障害学生が学ぶ環境が整備されていないのか、技術の開発の現場でコミュニケーションが壁になって関与出来ないのか?
アクセシビリティに関わる仕事は収益に繋がらないので後回しにされたのだろうか。

携帯電話の拡声機能を持つドコモのサウンドリーフは難聴児を持つ父親が中心になって開発されたと聞く。

聴覚障害を持つ当時者が聴覚障害者のコミュニケーションバリアをなくす機器やサービスの開発に関わって欲しい。


ラビット 記