全国中途失聴・難聴者の集い


1989年2月11日〜12日に「全国中途失聴・難聴者の集い」が東京都中途失聴・難聴者協会の主催で明治神宮会館で開かれた。

参加者1000人を集めたのが初めてなら、聴覚障害者の情報保障用に高速日本語入力システムに東大の2ストローク入力方式を採用したのも初めてだったと思われる。

ちなみにこの時入力者が事情かあり一人になってしまったので、長時間の講演を入力するために、要約筆記者がそばで要約しながら話した言葉を入力する方法をとった。
図らずも全文入力ではなく、要約された文字がスクリーンに映し出されたのだ。

この3m×4mくらいの巨大スクリーンに講演者の顔を投影するのにプロ用の高出力プロジェクターを使用したのも初めてだった。
コミュニケーション機器展も確か30社以上の出展があったのでは。


もう20年近く前の30代中ばの頃だ。


ラビット 記