2008年5月8日、障害者権利条約の発効を喜ぶ



2008年5月3日、障害者の権利条約が発効した。
世界の障害者の悲願であった、権利条約だ。
この批准のために、各国の障害者組織は国や社会に働きかけている。
日本でも、日本障害フォーラムJDFを中心に、政府と交渉を続けている。

これまで、4回、障害者の権利条約について、講演したが、その度に痛感することは、障害者自身の意識の向上だ。もちろん、政府や自治体にも社会の世論を高め、障害者の自覚を促す役割が課せられているが、障害者の観点で説明するには障害者自身が説明する必要がある。
それでこそ、権利条約の意義が理解出来るし、社会を理解させられる。

「合理的配慮の否定は差別になる」、「法以外の枠組みも対象になる」はちょっと説明に詰まったところだ。

障害者の権利条約については、障害者自身が学ぶ必要がある。


ラビット 記

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障害者権利条約が発効 - MSN産経ニュース
世界に6億5000万人いるとされる障害者への差別を禁止し、健常者と同様の権利を保障する「障害者権利条約」が3日、発効した。批准が発効条件の20カ国に達した先月.・・
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080504/erp0805040108000-n1.htm

2008/05/03-14:43 障害者の権利条約発効=「歴史的」と評価−国連総長
【ニューヨーク3日時事】世界に6億5000万人いるとされる障害者に健常者と同等の権利を保障する国際条約「障害者の権利条約」が3日、発効した。
国連の潘基文事務総長はこれより先、「すべての人の人権実現を追求しているわれわれにとって歴史的瞬間だ」と評価する声明を発表した。・・
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008050300181