日本でiphone発売、難聴者は買うべきかどうか。

世界の携帯メーカーに衝撃を与えたiphoneが7月11日に日本でも発売される。

7月2日から国際難聴者会議がカナダはバンクーバーで開かれるがそのワークショップの中に、iphoneに関する気になる報告がある。
補聴器を使う難聴者にはiphoneが不都合があったようだ。難聴者にアクセシブルな携帯電話のために、全米難聴者協会が働きかけて来た内容が報告される。

アメリカは、ADA法で難聴者等への差別を禁じており、公共の場所には補聴器でアクセス出来る設備の設置が求められたり、全てのテレビに字幕を表示する機能を義務つける字幕回路法もある。リハビリテーション法507条は別名コミュニケーション法と言われるように、電話リレーサービス等を電話会社に義務 付けている。


日本でも、携帯電話やIP電話も補聴器を使う難聴者へのアクセスが保障されるようにJISが定められている。
海外で製造されたiphoneでもこの規格が適用されるのか、実際に規格に満たしているのだろうか。関係業界の機関に確認している。

「W4.Finding A Cellphone That You Can Use: What Do You Mean the Apple iPhone is Not Hearing Aid Compatible
自分に合った携帯電話を見つけるには―アップルのiPhoneが補聴器をつけたまま使えないってどういうこと?
Brenda Battat 全米難聴者協会(HLAA)理事長
HLAAの新理事長が1)アクセシブルな携帯電話の正しい選び方と2)アクセシビリティ向上のためにHLAAが政策者やメーカーにどのような働きかけを してきたかを説明する。」
全難聴国際部webより


ラビット 記