難聴者のコミュニケーション、表現力

難聴者の生活」は、日々身辺で起きていることをどう見ているか、どう感じているかをつづったものだ。
通勤電車で入力してすぐ投稿する場合も、何週間も何度も見て、推敲して、書き直して、保存してを繰り返した挙句に投稿するものもある。
先日、会社の業務の状況を振り返ってみたが、日曜日で一人勤務していることをどうして仕事が出来るのかと考えてみたのは後者だ。

仕事にせよ、活動にせよ、自分で描写するというのは、確かに新たな思考力を育てることになる。梶原しげる氏のサイトに同じことが書いてあった。
断片的なことばかりだが、いずれ、それが収斂して新しい知見になるのが興味深い。

著者の梶原しげる氏は以前「老会話」の著書を表し、東京都中途失聴・難聴者協会で「コミュニケーション」をテーマに講演を依頼した方。聞こえない人に講演するのは初めてとか、どうやってコミュニケーションするかいろいろ工夫されてこられた。


ラビット 記

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会話力とは、相手の言葉と表情を観察して、真意をを正しく受けとめ、多彩な語彙や表現で相手の心にしっかり言葉を届ける能力。だから、思考する力なしには成立しない。
【7】片っぱしから描写して思考力を鍛える
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080512/156150/

9.「高齢化社会の話し方、聴き方、接し方。魔法の会話術“老会話”」
急速な高齢社会に向かって進む日本。バリアフリーの住宅やお年寄に優しい街づくりが進むなか、高齢者との会話、コミュニケーションの取り方はほとんど省みられていません。
加齢により、誰しもが、多かれ少なかれ、視聴覚など感覚器官や、脳の記憶、検索能力、集中力に問題を抱え始めます。そんな高齢者のコミュニケーション能力の衰えを肯定的、共感的に受け止め、円滑なコミュニケーションを可能にする会話術が「老会話」です。
「老会話」はスムーズな親子関係を取り戻すにはもちろん、これからの消費の主役となる中高年を相手にするビジネス、接客に大きな力を発揮するため書かれた、日本初のスキル本です。対高齢者コミュニケーションに必須な心と技術「老会話」について熱く語ります。」
http://www.creative30.com/kajiwara/koen/index.html