人工内耳の未来

人工内耳友の会ACITAの20周年東京大会の記念講演で、虎ノ門病院の熊川孝三医師は、人工内耳の未来の技術として、4つ示された。

1)仮想120チャンネルの人工内耳
音楽が聞こえるかもしれない。
日本ではマッピングするためのソフトがまだ認可されていない。
現行のハイレゾという最近認可された機器が使える。

2)ハイブリッド人工内耳(AES)
コクレア社とメドエル社で開発。治験中。
補聴器と人工内耳を同じ耳に装用する。
同じコンピュータ画面で長生・マッピングが出来る。

3)完全埋め込み型人工内耳
アンテナ部分も含めて、体内に埋め込む人工内耳。
外付けで使うことも出来る。

4)聴性脳幹インプラント
聴神経が何らかの原因で切れている人を対象。
人工内耳と同じような機器と電極を埋め込むが電極の先端の形が違う。


各社の資料を使って説明された。詳しくは各社に問い合わせて欲しい。
認可が諸外国に比べて、数年間遅れていることについては、医療、利用者が国に働きかけたいといわれていた。


ラビット 記