国際難聴者会議、障害者権利条約

今回の国際難聴者会議で、障害者権利条約について、国際難聴者連盟IFHOHの取り組みについて、ジャンピーターストローメン理事長、デューガン前理事長、ロッタ議員から報告があった。

この国際難聴者会議で障害者権利条約に付いて報告されたのは初めてだ。IFHOHが世界障害同盟IDAに加入したのは205年からなので前のヘルシンキ会議の時は報告も何もなかった。

全難聴もIFHOHがIDAに加盟したことで、JDF日本障害フォーラムの正会員として加わることが出来るようになった。
国際的にも国内でも障害者の権利条約に関わることが全難聴のそれまで漠然とした関心が具体的なものになった。

全難聴は、IFHOHに対して、聴覚障害者はろう者だけではないことをIDAに宣言するよう提案したいと考えている。精神障害者が権利条約の定義や内容が不十分だとして、IDAに宣言書を出させたように(文書のUrlは後日補足する)。

権利条約やIT、世界共通の就労問題などまさに「グローバルコミュニケーション」(今回の会議のテーマ)の問題だ。全難聴の国際活動は、これからと考えている。


ラビット 記