聴覚障害者運転免許制度説明会

警視庁のご協力で、道路交通法の改正点、聴覚障害者運転免許制度に付いての説明会があった。

聴覚障害者の運転免許制度や交通安全については中途失聴・難聴者も関心が深い。
いくつか理解が深まったが、婦警さんとしてが「なヤカンタイ」という何のことかと思ったら「夜間帯」だった。これは「夜」と言って欲しいとお願いした。

○補聴器が運転免許条件の人は、新しい聴覚障害者運転免許制度のマークは不要。

○補聴器が運転免許条件の人は聴覚障害者運転免許制度の免許に変更すると、普通自動車しか乗れなくなる

○新しい聴覚障害者運転免許マークは車両の前後に貼付することになる。

聴覚障害者は自転車通行化可能標識のない歩道でも自転車走行が可能。

説明会では、自動車免許試験場の対応についても要望が続出した。
●免許更新時の講習に要約筆記や手話通訳を試験場側で付けて欲しい→「障害者自立支援法の枠内でお願いしている。」
→免許更新は交通行政ではないか。障害者福祉のサービスとは違う。試験場で用意すべきだ。
→「そういう意見があることは受け止めておきます。」

●更新時のビデオ上映について、字幕や手話をいれるべきだ。
→「予算がついたものから、字幕を入れることにしている。」
→手話は付かないのか。ワイプ方式の手話通訳は小さくて見えない。
→(回答不明)

聴覚障害者が警察や試験場に問い合わせるファックス番号を公開、掲示すべきだ。
→「そのようにしてある。」

●試験場の受付や免許更新時の視力検査などは、筆談や文字の掲示で対応できるようにして欲しい。
→「試験場の担当に伝えておきます。」


ラビット 記