難聴者の社会福祉学習 社会福祉援助技術ノート(1)

昨年9月に提出した社会福祉援助技術ノートが昨日返却されてきた。

この社会福祉援助技術ノートは大阪市立大学大学院生活科学部人間福祉学科の白澤政和教授の執筆したものだ。
解説、回答部分も含めて48ページの小冊子だが、それまでの社会福祉概論、老人福祉論、地域福祉論、コミュニティ論などの学習と併せて、多くの示唆を与えてくれた。

社会福祉援助技術とは、ソーシャルワークのことで、「社会生活を送る上で本人や家族のみでは解決できない何らかの困難が生じていえる人に対して」、「社会福祉サービスや社会資源を活用して問題を解決する」技術のことだ。

社会福祉援助技術には、個別援助技術(ケースワーク)、集団援助技術(グループワーク)、地域援助技術(コミュニティワーク)があることを学んで、難聴者支援と結びつけて考えた。

たとえば、難聴者支援の個別支援とは相談支援もあるが知的障害者の生活訓練事業や視覚障害者の機能訓練など個人に対する継続的な支援、難聴者として自立するための訓練事業が提供されていないという施策の谷間がある。
(続く)


ラビット 記