難聴者の社会福祉学習 社会福祉援助技術ノート(2)

集団援助は、難聴者向け手話講習会や難聴者協会の例会のことが頭に浮かんだ。普通はコミュニケーション方法の学習の場とか難聴者同士の交流と考えているが、これにもっと積極的な意味がある。

それは自然と難聴者によるエンパワメント、ピアメンタリングを行っているということだ。
難聴者向け手話講習会は同じ障害を持つ人と接することで自身を客観視することが出来るし、障害の認識につながる。
難聴者同士の交流はコミュニケーションの成就体験を重ねることになり、コミュニケーションする意欲をかき立てる。
ただ、それらに関わる人々がエンパワメントの理論や手法に通じていない。
(続く)


ラビット 記
写真は、トマトシチューの調理中。