朝日1面に「共産党」の見出しが。難聴者対策も。

早朝配達された朝日新聞1面を見て、びっくりした。
共産党」の見出しが大きくでていたからだ。
1面トップ記事は、病院耐震化の遅れ、トヨタの海外調達と日本共産党の伸張の3本。
中国共産党でもなく、ロシアでもキューバでもなく、日本の共産党。かって「ニッキョウ」と表記されていた頃を知るものとしては時代の変化を感じる。

雇用問題でも、農村再生でも共産党の存在感は大きい。
しかし、障害者自立支援法の廃止の気運が高まりつつあるが、障害者問題での存在感はまだまだだ。

とくに、中途失聴者、難聴者の問題に取り組んで欲しい。共産党は集会で多くの市民の参加を得ているが、そこには弁士や参加者の声が聞こえない、聞こえにくい人が大勢いる。なにしろ、補聴器業界の推定で、何らかの聞こえの低下のある人は2000万人近いのだ。

そうした集会に参加しても、そこに座っているだけで苦痛だ。社会の改革、福祉の充実を考えるなら、まずは集会の場に、補聴援助システムの設置や補聴器の貸与、リアルタイム字幕の配慮をすべきだ。手話通訳だけでは不十分なのだ。


ラビット 記