難聴者の社会福祉学習 「社会教育概論」第5回

?.1985年3月にパリで開かれたユネスコ第4回国際成人教育会議において、宣言された「学習権宣言」について、?内容、?意義、?感想を述べなさい。

?内容 学習権は一部の恵まれた条件、特権的な人だけではなく、すべてのものに保障されるべきであることを謳った。

?学習権は、人類の生存に不可欠なもので(これなくしては)人間的発展、経済の発展もない、基本的人権として位置づけた。

?2006年12月に採択された国連障害者権利条約は障害者の基本的人権は障害を持たない人と同等であることを宣言しており、学習権も含まれることを確認した。

?.「社会教育概論」を学習して、これからの自分の仕事や活動や生活にどう活かしていくかを述べなさい。

「コミュニティ・ワーカーとして、社会教育の重要性を学んだので、学習の意義を地域に啓発したい。
特に、難聴当事者として幼児からの失聴により学校教育においても十分な教育が受けられず、社会との適応力、セルフエスティーム(自尊感情)の確立も不十分であることを自覚している。
障害者も、福祉、生涯学習の両面から学習権の保障を求めていきたい。
一つは情報保障、一つは難聴者として成長する学習の場の確立。これは母親学級のような難聴者学級(大学)をイメージしている。


ラビット 記

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