難聴治療の過失に賠償 

難聴治療に対する病院側の過失が認められたというニュースがあった。

病院のどういう過失かは分からないが、難聴になったことの責任を問うのも難しい。

携帯型音楽プレーヤーや携帯電話による音楽の長時間聴取による難聴もメーカーに責任を問うのは利用者側に立証責任があれば難しい。
一定のレベルを超える音量(音圧)が出ないように設計され、かつ取り扱い説明書に長時間の連続聴取、一定の音量を超えて聞くと難聴になる恐れがあることとそれを防止する説明があれば責任は問えないとされている。

しかし、若い時から長時間の騒音の被爆は人類の歴史上初めてのことであるがフィールド調査により聴覚への影響が懸念されている。
千万単位の人口があと数十年もすれば確実に難聴者となるのだ。この難聴は感音性難聴で高音域が聞きにくいため会話が出来なくなる。

携帯音楽プレーヤーのメーカーは社会的責任として、耳鼻科医、補聴器メーカー、当事者団体と協議をして、社会的な難聴啓発キャンペーンを行うべきだろう。
豪州、米国などでは、ヒアリングセンターが幅広い関係機関とで啓発キャンペーンを行っている。


ラビット 記
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難聴に関する Google ウェブ アラート
時事ドットコム
伊丹市に6500万円賠償命令
難聴治療で病院側に過失 ...
兵庫県伊丹市の市立伊丹病院で2003年、突発性難聴の治療を受け、入院中に死亡した同市の主婦=当時(46)=の夫ら3人が、伊丹市に約7400万円の損害賠償を ...
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200906/2009063001054

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