政治と国民を断ち切るNHK 放送の使命を果たせ

9月5日土曜、総選挙の結果が出て6日。政治が大きく変わろうとする中、NHKは20時から「追跡!A to Z」で「民主党はどう動くのか密着!永田町と霞ヶ関暮らしはどう変わる!民主に直撃」を放送した。

この番組は、国民の関心に答えるものでタイムリーなものだと思う。「政権交代」、「官僚政治の打破」が自分たちの生活や暮らしがどうなるのかということに強い関心を持っているからだ。
非正規労働者や介護、医療の欠陥制度に苦しむ高齢者、年金不安を感じる国民は待ったなしだ。

しかし、この番組に字幕放送がない。

字幕放送は、ごく一部の聞こえない人のためという感覚を脱して、番組に音声や背景音があるのと同じように考えてほしい。マイノリティのための放送という考えを脱却すべきだ。
数年前、当時のNHK会長の海老沢氏に教育テレビ40周年だかのパーティの席で言ったことがある。

少なくとも字幕放送のない番組は再放送で字幕を付けるべきだ。


ラビット 記