シネマのプレミアスクリーンの映画と人工内耳

シルバーウィーク中は、片づけと勉強で終わったが、気分転換に隣駅のシネマ(映画館)に行った。

開映ぎりぎりのを買ったら最前列で見上げるような形で見る席だった。聞こえないことを告げて字幕のある他の映画に替えてもらおうとすると字幕の入った映画がない。
やむを得ず、払い戻しを求めるとちょっと聞いてきますと事務室に入ったりなかなかしてくれない。聞こえないといってもぼそぼそ言うだけだ。
業を煮やして、翌日に替えてもらえるかというとまたぼそぼそ。えっ何ですかと聞くと今度は払い戻しが出来ないという。了承してやっと代替のチケットを得た。

イ・ビョンホンチョン・ウソンソン・ガンホという韓国スターがマカロニ・ウェスタンのような活劇を演じているが、単純なアクション映画と思ったが殺戮を繰り返すだけのドラマもヒューマニティ、愛も何も感じない。
韓流スターに憧れて入ったのか大部分は女性。インターネットの映画批評で観客席がガラガラというのもさもありなん。見終わって半日殺伐とした気持ち以外は残っていない。

時間の無駄といえば無駄だが、映画の音響が人工内耳で聞くことが出来た。アクション場面中に流れるリズムのあるロックみたいな音楽が分かっただけでも良しとしないと。
プレミアスクリーンというのは初めて座ったがお尻が痛くならない映画館の椅子というのは初めて。飛行機のエコノミーとビジネスクラスのあいだ位の椅子。


ラビット 記