人工内耳入門講座でわかった自分の聞こえ。

昨日は難聴者協会の人工内耳入門講座だった。
参加者、スタッフ、メーカー担当者等で80人ほどになり、会場は満席になった。

一般新聞2紙に掲載されたこともあり、参加者の三分の二は非会員だった。秋田県群馬県からも参加されたということでまだまだ難聴や人工内耳について知らない人が多い。
みな講師の話に食い入るように聞いていた。

医師は、ips細胞による有毛細胞の再生は構造上難しく各臓器の中でも最後になるのではないか、人工内耳をこれからも発達していくので、人工内耳をして後で再生医療を適応することも考えられるなどの考えを話した。

人工内耳によって合併症となった顔面麻痺と聴覚は基本的に関係がないとか、人工内耳は片方で効果があり、両方装用することは保険の適用がされないこともあり、否定的な考えだった。

講演は、磁気ループを通してよく聞こえるが、休憩時間はよく聞こえなかった。それはやはり、周囲がうるさかったからだが、補聴器と人工内耳の限界だろうか。

難聴者の集まりは、休憩時はみんながお互いに筆談にしないと話が出来ないようにするか、指向性マイクを相手に持ってもらって話をするか。


ラビット 記