難聴者の手話学習は社会生活力の獲得の一環という位置づけが鍵だ。

難聴者、中途失聴者は、その難聴であることを自覚して、その場にあったコミュニケーションの力、周囲の理解と協力が得られる説明が出来る力、様々な制度などの社会資源を利用できる力をを身につけることを制度化しなければならない。

そのことを目的にした手話講習会、読話講習会などのカリキュラム、指導方法が開発されるべきだ。

このカリキュラムは手話のレベルをここまで身に付けるではなく、こういう難聴者に成長を目指すという目標でなければならない。受講生ごとにも手話講習会と手話に対するニーズが異なる。

目標は実際の講習会を担当した人が手話を習得した難聴者が劇的に変わる様子を目の当たりにしているので、議論してもらいたい。
クラスごとに設定しても良い。例えば、職場や地域で聞こえる人と挨拶が出来る、講習会で隣の席の人と色々な方法をで会話が出来る、毎週通った、など。

どうしても、手話の獲得を目標にしてしまいがちだがこれは戒めたい。
指文字を表せるという目標にすると高齢者難しい、指が固まっている人もいる。


ラビット 記
母の部屋のテレビ。字幕放送が映る。しかし、アナログのままだ。何とかしないと。