適応能力のある聴覚障害者の4つの条件
ハワイの風さんから、以前のメールを再送してもらった。
日本でも深めたい内容だ。
なお「今年」というのは2010年ではなく、もっと以前のことだ。
ラビット 記
http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/e/2a23b5415ae0394a3b19d477ec8bfdcb
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今年のHLAAオクラホマ大会であったシンポジウムの記録がでていまして、それはまさに、一般社会にうまく適応し成功している難聴者の条件は何か、といったテーマでした。パネラーの一人、クリコス博士の発言によれば、適応能力があって成功する難聴者には大別して次の4つの特徴があるといいます。
1)自覚と認識ーー自分が難聴であること、難聴がもたらすチャレンジ(障壁)の両方を認識している。
2)問題解決への責任を負うーー難聴になったのは自分のせいではないが、難聴であることから起こる問題に対しては自分に解決する義務があるという姿勢。周りのせいにしない。問題解決への所有責任を持つ。
3)必要で適切な援助を周囲に求めるーー問題解決のために行動を起こす。つまり、周囲(カウンセラー、友人、家族など)にヘルプを求めたり、新しい知識を学ぶ(本、後援会、ピアサポートグループなどに参加する)。
4)外交的、楽観的、リラックスしているーー難聴だからと
いって人間としての価値は減らないという自尊感情(セルフエステイーム)を持っている。心配したり悲観ばかりしない。