雑草の中に熱帯樹が?!難聴者の手話って?

難聴者や中途失聴者が手話を学ぶのは健聴者が学ぶのと決定的な違いがある。

(1)難聴者や中途失聴者は現に今毎日のコミュニケーション疎外されている人だ。

(2)その目的は自らコミュニケーションの状況を変えようと手話を学ぶ。

(3)しかも言語としては日本語の確立した人たちだ。

(4)手話を学ぶ難聴者同士のコミュニケーションは成立しにくい。

(5)難聴者問題の社会の理解は少なく、難聴者、中途失聴者を支援する制度やサービスは少ない。

難聴者、中途失聴者の悩みの元はどこにあるのか、何を目指すべきか、どう支援すべきかを理解して手話学習の支援にあたる必要がある。

こうした難聴者、中途失聴者に手話の学習には専門的な支援がかかせない。

手話表現技術と言語学、聴覚生理と補聴、コミュニケーション論と聴覚障害社会福祉の理念と対人援助技術、教育論と発達支援などの分野の専門家の助言が必要になる。


ラビット 記