WebアクセシビリティJISが改定、「JIS X 8341-3:2010」

WebアクセシビリティのJIS「JIS X 8341-3:2004」が改訂され、「JIS X 8341-3:2010」となった。

このことの意味は時代に併せてアップデートされたことと日本の基準が国際的基準に合わせられたということだ。

またW3Cと連携して障害当事者も関わって改訂されたことだ。国内では情報アクセス協議会でも関わったはずだ。

この記事では触れられていないが、動画の音声に字幕を付加することが最低基準として含められているということだ。

障害者の権利条約では障害を持つものが持たない人と同じように情報を入手し、利用できることを求めている。
内閣府の障害者制度推進会議の第一次意見書とそれを受けた政府の閣議決定も情報アクセスの保障を各省庁の連携で実現することがうたわれている。

今後、法改正も含めた具体的な議論が進められていくのだろう。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【PCオンラインニュース8月16日】
WebアクセシビリティJISが改定、達成基準がより明確に
改正原案の策定者が、公示後のセミナーでポイントを解説
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20100826/1027104/

 Web上のコンテンツを誰もが利用できるようにするアクセシビリティ日本工業規格(JIS)が6年ぶりに改定され、2010年8月20日に公示され た。2004年策定の「JIS
X 8341-3」を改定した「JIS X 8341-3:2010」である。公示後の8月25日に開催された「TCシンポジウム2010」
テクニカルコミュニケーター協会主催)では、改正原案を
策定した東京女子大学現代教養学部人間科学科の渡辺隆行教授が、改正のポイントを解説した・・・