目指す会の大フォーラムの速報!

大フォーラムに1万人が結集したということだ。

これはすごい、参加できなかった自分も職場の差別に対峙していたので同じ気持ちになれる。

ステージ上の左の白い枠は要約筆記のスクリーンだ。東聴連の事務局長が考案、設置して、東京の登録要約筆記者の会の会員が担当している。

障害者が議論しながら一つの方向性を見いだしていくというのは団体、組織の規模を問わず重要だ。
また参加できなかった仲間への思いを馳せることも大事だ。


ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
   ニュース 2010.10.29 第63号(通巻171)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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◆(1)10・29全国大フォーラム1万人がつどいました!

障害者制度改革をすすめるため、自立支援法廃止と新法づくりを確かなものとするため、
日比谷に10000人がつどい、大きな声を上げました!

○10・29全国大フォーラムのホームページが大幅更新され、
 本日の様子を速報しています。ぜひ、ご覧ください。
 http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html
 
◆オープニング
  天国かじごく http://www.youtube.com/watch?v=0GrWlmAnQ1U
  ミニコンサート・佐藤潤さん
◆主催者・来賓・連帯あいさつ
  政府(厚生労働省 岡本充功政務官
   http://www.youtube.com/watch?v=LtLyqxnnTB0
  反貧困ネットワーク 湯浅誠事務局長
   その1 http://www.youtube.com/watch?v=U7b5oqPu9Fc
   その2 http://www.youtube.com/watch?v=cRrbbKrazqk
  障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会 竹下義樹弁護団
   http://www.youtube.com/watch?v=UbEZ72RpR3I
◆全国大フォーラムアピール(word添付)

◆期待トーク&政党コメント −障害者制度改革に期待 私たちの声を反映させよう
  1.障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会 ―経過報告
    制度改革推進会議 東室長
  2.各団体からの意見発表
    全日本ろうあ連盟(小中栄一さん)
    全国大行動実行委員会(横山晃久さん)
    日本障害者協議会(太田修平さん)
    日本難病・疾病団体協議会(繊維筋痛症友の会 橋本裕子さん)
    全国「精神病」者集団(関口明彦さん)
    障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会
    大阪(大阪障害フォーラム〈ODF〉 楠敏雄さん)
    沖縄(ピープルファーストハイビスカス 大川創さん)
  3.特別ゲスト―各党議員からの発言
    民主党(梅村聡参議院議員
    日本共産党高橋千鶴衆議院議員
    社民党福島みずほ参議院議員
    新党日本田中康夫衆議院議員

○10.29写真アルバム(速報です)
http://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20101029?authkey=Gv1sRgCOqi6tDX7s_5zgE&feat=directlink


◆(2)主催者あいさつ 全日本ろうあ連盟 石野富志三郎(要約)

主催者を代表して、お礼を申し上げます。
昨日は激しい雨で、今日の雨を心配していましたが、雨もやみよかったです。
今日は全国から結集していただきありがとうございます。
「今こそ進めよう!障害者制度改革 自立支援法と」のスローガンを掲げて、
三本の矢を束ねて、たやすく折ることができないという言葉通り。
昨年は、この壇上で、みなさんの前で、長妻厚生労働大臣が、障害者自立支援法を廃止し、
新法をつくると明言されました。
障害者運動史に残るフォーラムになりました。
障がい者制度改革推進会議は、第一次意見書をまとめて、菅首相に提出し、
6月27日に閣議決定された。

しかし、障害者自立支援法は、現行の枠組みに固執している状況がある。
廃止と新法を待ちきれず、障害当事者が心中をしたということもあります。
このままでは、新法制定はできません。みなさんのもっと大きな運動、パワーが必要です。

今年、聴覚障害者団体6団体が結集して、
障害者権利条約に基づく新法を求めて決起集会を行いました。
新法制定を一刻も早く行いたいというのは、みなさん同じ思いだと思います。
新法に向けた動きをすべての国民に訴えていきましょう。
私たちの運動パワーを訴えていきましょう。


◆(3)「期待トーク&政党コメント」でのコーディネータのまとめ

○尾上DPI事務局長:
大切な課題が出されました。すべてが、権利条約にもとづく、制度改革への大きな期待し、
地域で自分たちもがんばっている取り組みがあった。
毎年続けているが、障害種別、団体の枠を超え、立場を超えてつながってきたことが、
制度改革に結実しようとしていることが確認できた。
推進会議の動きをおもしろく思っていない、これまでの政策をつくってきた人もいる。
国会には魔物が住んでいるといわれる。
推進会議の動きを尊重していくという発言もありました。
私たちの声抜きには、制度改革は進まない。その大切さをあらためて感じました。

○藤井JD常務理事
法ができて5回目です。
今年の10.29は、あのときの思いだけではありません。
あと一月ほどで、推進会議の議論の方向が、障害者基本法に関しては決まってきます。
臨時国会は12月3日までと言われています。改正案を出すとも、出さないとも言っていない。
この改正法案は、根っこを残すもにとなるものです。
これを国会に提出させてはいけない。
自立支援法廃止、新法づくりにいい環境をつくることが今年の集会の意義。
8人の報告者の話も、一番信用できるのは運動であるということ。
本当の権利、本当の新法は獲得してこそ、本物になる。
運動というのは、あきらめない、ひとかたまり、これが基本。
団結の基本は、自分の関係している部分だけではなく、他の障害に思いをはせよう、
ちがった意見に耳を傾けよう、共通点を探ること、これが団結の基本であると思います。
運動が大切であるということを確認していきたい。


▽▲▽編集後記
奇跡です。自立支援法施行からは5回目となる大集会ですが一度も雨は降っていません。
地下鉄の駅員さんもデモを誘導する警察官もスムーズにこの集会を支えてくれてます。
「あつまる力、結集力に敬意を表します」と反貧困の湯浅さん。
多くの困難な人びととつながりながら「すべての人の社会」をめざしたいと思います。
参加されたみなさんには、体は冷え切っているかと思います。暖かくしてお休みください。

CM=最新刊・藤井克徳『見えないけれど観えるもの』(やどかり出版)
情勢をみるするどい視点、哲学と上質なエッセイがほどよく好評です。
会場で入手できなかった方は、以下にご一報を(^_-)
 http://www.kyosaren.or.jp/

障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。