朋あり、遠方より来たる。また愉しからずや。

大フォーラムに参加した朋と久しぶりに飲み交わした。

気の置けない仲というのは何ものにも代え難い。30年来の仲だ。
難聴者の手話の学ぶ意味から母親の介護までいろいろ話し合った。
なるほど世代間の価値観の共通性、難聴者としてのアイデンティティ、手話のコミュニケーターなど共通性は多い。

彼が社会福祉を学んだ1960年代半ばというのはまだ障害者は隔離する時代だ。
いま社会福祉を学ぶ我との不思議な連帯感を感じた。

仕事を辞めた後の喪失感とか母親の死去後の喪失感に何年も苦しんだのはひとごとではない。


ラビット 記