社会福祉コース専攻科の修了式

修了式の会場にPC要約筆記者が座るテーブルと席が用意されていた。その端に座って式に参列した。

証書授与で一人一人名前が呼ばれるのをPC要約筆記者が打ち出す。それは要らないと言おうとしたが名前が呼ばれる度に生徒が次々に立つ。そうかあ、いろいろな人が卒業するんだなあ、みんなそれぞれのドラマがあるんだろうなあと見ていた。

校長の式辞、来賓の祝辞、在校生の送る言葉、卒業生の言葉、修了生の言葉みな言っていることが分かった。
在校生の送る言葉が「冬が過ぎ春の風が吹くようになり」で始まったのも新鮮だったし、校長の退任の挨拶で原稿のない生の挨拶が興味深かった。

小学校、中学校、高校、大学と数え切れない式に出ていたが一回も分からなかったが今日初めて知ることが出来て「参列」出来たのが感慨深かった。

人の話を聞く、分かると言うことはいろいろ考えると言うことだ。聞きながら思考することは本を読みながら考えるのとかなり違う。


ラビット 記