難聴という障害の説明の仕方。

これまでの講演や講義では、難聴による聞こえの困難なことを例を挙げて説明してきた。
例)電車やタクシーの中では聞こえない、会話できない
テレビや電話が使えない。

心理的な側面も説明してきた。
例)消極的になる、猜疑心を持ちやすい、人間関係のトラブルが多い

社会的な対応の遅れも指摘してきた。
例)要約筆記者派遣事業の遅れ、字幕放送の普及の遅れ。聴覚障害の基準の高さ

しかし、聴覚障害の本質に迫っていないと感じる。
それは、社会や周囲の人との関わり方が薄いかできないことそのものを障害を見ることが欠けていたからではないか。
関係性の障害という視点だ。
このことを明確にすることにより、支援の方向性も見える。

ラビット 記
※別の路線のホームで電光ニュースを見た。「豊田駅で異常感知をしたので停車」とある。