要約筆記者を法廷に初配置、裁判員裁判で

裁判員裁判の要約筆記について情報提供があった。

ラビット 記
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裁判員裁判のニュースです。
神奈川新聞より。
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要約筆記者を法廷に初配置、裁判員裁判で/横浜地裁
2011年4月20日
 19日に横浜地裁で開かれた殺人事件の被告を審理する裁判員裁判初公判で「選任された裁判員、補充裁判員の中に耳の不自由な方がいる」とし て、県内で初めて公判のやりとりをその場で文字にして伝える要約筆記者が法廷に配置された。

 地裁によると、初公判では、要約筆記者が検察官や弁護人らのやりとりをパソコンに入力、裁判員らの手元のモニターに文字が映し出された。

 同地裁は裁判員候補者に対して、要約筆記や手話、点字翻訳、移動介助者などが必要かどうかを選任手続き前に質問、支援希望を確認している。
全国 では昨年5月、強姦(ごうかん)致傷事件を審理した奈良地裁が、補充裁判員の希望を受け要約筆記者を活用。一方、高知地裁では、手話通訳を希望し た候補者に対し、通訳を手配しなかったというトラブルがあった。

 同日審理された寒川町、無職石井翔平被告(22)は殺害の事実を認めたが、弁護側は承諾殺人罪の適用を主張。起訴状によると、石井被告は昨年8 月31日、自宅で実母を刺殺したとされる。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104200014/