リアルタイム字幕制作者の倫理性

いろいろな現場で聴覚障害者の情報保障のための字幕制作が行われている。リアルタイムもあればオフラインもある。
この字幕制作者は聞こえない人の情報保障のために文字で情報を保障しているということは理解していても、テレビ番組の字幕配信の場合は著作権者の権利を制限して行われていること、入手した情報は第三者に提供したり出来ないこと、情報には個人情報も含まれていることからログも残すべきではないことなどが理解されているかどうか確認しなければならない。
個々の入力者がログを残す意味はない。
講演や会議で入力して表示された内容は入力者を派遣した事業者の責任。
主催者から記録は別作業になる。

ボランティアから内容と機会の責任を持つ字幕制作者になるなら、情報保障者の倫理性が確立しなければ社会の理解はえられない。

ラビット 記
※宿泊したホテルの朝食は、大根サラダと味噌汁だけにした。ポテトサラダはひとさじ分食べたがマッシュドポテトは久しぶりの感触だった。