「総合支援法で手話通訳・約筆記事業はどう変わるか?」

昨夜、都内で地域ライオンズクラブの援助が21年も続けられているところで講演した。
「総合支援法で手話通訳・約筆記事業はどう変わるか?」は手話通訳者、難聴者協会会員に話すことはあったが地域のろう協会の一般会員に話したことはなかった。
来年から法律が変わるという前に、なぜ役所に通訳の派遣を依頼したら来るのか?「事業」という言葉から理解してもらわなくてはならない。
予定していた資料の大半を止め、通訳の派遣には区市による派遣事業と別の派遣があること、区市の広域派遣の「広域」、「意思疎通」、「複数」と説明するうちに、他の区で通訳を受ける場合に区の通訳の同行も都の派遣センターに登録された通訳に来てもらえるが他の県は出来ないとか、通訳の交通費を負担しなくてはならないことなど、みなが口々に話すようになった。
広域派遣は出来るようになるが地域格差が残ること、国の予算は限度があり自治体の予算の確保が課題であることを説明して終えた。

ラビット 記
※通勤車両に朝日がまぶしい。