謹賀新年 2013年元旦 (2)

聴覚障害者の制度改革の運動は、聴覚障害者制度改革推進本部とその障害者政策委員会の舞台とそれを支えた(あるいは連携した)聴覚障害者制度改革推進中央本部が中心に進められている。
難聴者とろう者組織が一つの運動体に加わって活動していることは聴覚障害者全体にとっても大きな意味がある。

全難聴が推進中央本部とともに活動していることは、難聴者や要約筆記問題の全日本聾唖連盟や日本手話通訳問題研究会の理解を得る場であるだけでなく、目に見えない支援も受けている。

昨年末から、聴覚障害者当事者団体3団体に加え、日本盲人会連合会と今後の運動について協議する「勉強会」が開かれている。この視聴覚障害者団体が一堂に会して話し合うのは初めてである。
障害者政策委員会の政策委員が各団体から入っており、この連携の場が出来ることは情報・コミュニケーションの要求に法制化にも大きな意味がある。

こうしたことが、政権交代したが聴覚障害者側も新たな前進基地を築いている。

ラビット 記