【人工内耳の聴こえについて】

昨日、左側の人工内耳のマッピングをして、両耳装用の効果が出た原因を考え直してみたい。

2カ月前の音入れしたばかりのメドエル社人工内耳オーパスで聞いた音声を脳が参照する際、左側のコクレア社の人工内耳フリーダム(後にN5に交換)で6年間の蓄積された音声や音の記憶が補聴器で40年間聞いてきた記憶よりも参照しやすかったのではないかと仮説を立ててみた。
それは、人工内耳の音声は補聴器のそれとかなり異なるからだ。人工内耳で最初に聞く音声はかなり異様な音に聞こえることは装用者皆が一様に指摘している。

しかし、人工内耳の6年目のN5と2カ月のオーパスだが実際の聞こえはかなり異なって聞こえている。この違って聞こえる音声を脳が統合している。
実は、補聴器と人工内耳の併用していた期間があり、耳に補聴器をしたまま、左耳に人工内耳をした。脳が左右違う音を統合するのに1年以上かかっているが、脳は経験している。
そのことが人工内耳同士の違う聴こえを統合するのに役立っているかもしれない。
他に同じような経験した方がいるか分からないが恐らく両方とも正しいのだろう。

ラビット 記