2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

要約筆記事業研修会に厚生労働省が 

研修の最初に、厚生労働省からレクチャーがあった。 全難聴の理事会や総会などに厚生労働省から挨拶を兼ねた施策の説明を受けたことはあったが、一般の会員の研修会には初めてだ。短い時間で概説的な説明だったが、それでも重要なポイントがはなされた。 ・…

夜も続く要約筆記事業研修会

全要研の委員の下出隆史氏からは、要約筆記がこれまで本当に難聴者等の権利保障としての役割を果たしえていたかという真剣な問いかけから30年近い活動の総括を行ったこと、要約筆記者を育てるには介入してはだめだとか話し言葉を要約して書く研究を深める必…

聴覚障害者の「合理的配慮」のコスト   

在米の友人から、聴覚障害者の「合理的配慮」にかかるコストのデータが寄せられた。ラビット 記

総務省デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送

8月21日、総務省で「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する意見交換会」が行われた。 http://www.mainichi.co.jp/universalon/report/2006/0803.html参加メンバーは、全難聴、全日本ろうあ連盟、日本盲人会連合会の視聴覚障害者当事者団体の他…

Court Reporting ( コートレポーティング=法廷速記)  

ニューヨークで行動をともにした在米9年の難聴女性からのメールを本人の許可を得たので紹介したい。右の写真が、地下鉄の車内広告にあったコートリポーティングを学びませんかという広告。 左の写真が、グラウンドゼロ。ラビット ……………………… 皆さんと別れた…

全難聴の要約筆記事業研修

8月5日、6日と東京は戸山サンライズで、全難聴の要約筆記事業研修会が開催されている。これは、全難聴はこれまで難聴者、中途失聴者の要約筆記奉仕員養成講習会の講師養成や要約筆記研修会を開催してきた。 自立支援法地域生活支援事業のコミュニケーショ…

東京聴覚障害者労働フォーラムの案内始まる!

東京聴覚障害者労働フォーラム みんなで考えよう! 働きやすい職場ってなぁに・パネルディスカッション 「聴覚障害者雇用実態・職場環境について それぞれの立場からの提起」 いろんな立場の方にパネラーとしてお越しいただく予定です ・寸劇 「聴覚障害者の…

専門性を追求する要約筆記の通訳者集団

名古屋市登録要約筆記者の会(登要会なごや)のWEBに、会報が公開されている。通訳としての要約筆記の専門性を目指す集団として発足した同会が、どのような活動をしているか、特に学習の状況が掲載されているのが興味深い。 http://www.normanet.ne.jp/~mein…

新聞記事「無償の指導の弱点は?」から

少年サッカーの地域指導者の問題について、ボランティアの指導者の問題点を指摘する新聞記事を読んだ。「無償のボランティア指導は確かに崇高な活動」だが、「ボランティアは仕事ではありませんから、義務や責任といったことに関して弱い部分も」あり、「ボ…

「老会話」の必要性

今朝の新聞の見出しに「86歳、90歳夫を刺殺」とあり、老老介護の悲劇かと記事を読み進めると、お互いに耳が遠くなり大声で言い合っているうちにカッとなってというようなことが書いてあり、ショックだった。 聞こえる家族の中に難聴の高齢者がいる場合は、聞…

障害者の権利条約に関する声明―特別委員会での条約草案採択を受けて

日本障害フォーラム(JDF)が8月30日、記者会見で以下の声明を発表した。私たちが直接関わったのは昨年からだが、国際的な強力な障害者差別禁止条約を求めた動きは1987年の国連のストックホルム会議だったことを初めて知った。この会議で半数以上を占めた…

中央対策本部の文書がブログに掲載される

聴覚障害者自立支援法対策中央本部は、今後の取組みについて、8月31日付で地方本部に文書を発信した。 対策中央本部のブログに掲載されている。 http://blog.goo.ne.jp/houantaisaku/e/0752ea0aeb34765dcdfa955580f29261一つのポイントは、コミュニケーシ…

アメリカ聴覚障害者雇用均等に関するQ&A

在米の難聴の友人から、情報提供があった。アメリカでは、障害別の障害者雇用と就労に関するADAのガイドブックが発行されていること、就労を希望する聴覚障害者や就労している聴覚障害者に、ADAがどのように適用されるかを解説している。 ・聴覚障害が…