2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

携帯音楽プレーヤーの難聴の誘因性/因果性

携帯音楽プレーヤーが難聴の原因になる「恐れ」があることはこれまで再三警告されている。 煙草や石綿、道路渋滞まで、メーカーや業界の責任が問われる時代である。 携帯音楽プレーヤーのメーカーも、取り扱い説明書には過度の音量は難聴になる恐れがあるこ…

新しい人工内耳の開発のニュース

新しい人工内耳のニュースがある。 以下のサイトで、イギリスのろう研究誌「サウンドバイト19号」、2007年7月の内容が紹介されている。 http://blog.goo.ne.jp/6331miemama/e/3f0b4523e5dee22fbbfcbde20efffff2 原文を読んでいないが、今までの人工内耳の…

人工内耳前の補聴器の効果

左耳の補聴器の検査の結果が出た。単音節 25% 子音 34% 単語 52% 文章 46.8%補聴器を借りたのが8月27日だから、14日目になる。 毎日使っていたわけではないので、14日間とはならないが。 この間、意識して聞えを確認しようとした。1)テレビ、それも字幕放送…

人工内耳装用前と後の左耳の役割

今日は大学病院で、補聴器の聴取り検査をする。 補聴器を初めてつけて検査をした時より、今日の結果は良いはずだ。 左耳だけではまだ話が聞き取れない。しかし、右耳だけよりはオンの輪郭ははっきりする。 その場合の選択はどうなるのか。 A)人工内耳をやめ…

難聴者の聞こえと要約筆記(2) 言語学の本

聴覚障害者のコミュニケーション支援手段として、通訳として要約筆記を機能させるために、日本語の構造や話し言葉の特徴を分析したが、これはもっと探求されるべき課題だ。 補聴器で聴取したり、手話で会話する難聴者等はコミュニケーションを音声言語で行っ…

難聴者の聞こえと要約筆記(1) 聞こえた情報の脳内処理

最近の補聴器の装用で感じたこと。耳で聞く。聴く。言葉をオンで聞くということの経験が少ないあるいは疎遠になると、話し言葉をオンをオンのままで聞いていることに気がついた。オンの連続として聞き、それを頭の中で文字や文章に置き換えて、理解している…

新しい公衆電話!? 聴覚障害者も聞こえる人にも便利な機能を。

ついこの間オープンしたばかりのシティホテルのロビーに、新しい公衆電話があった。ピンクの公衆電話の半分くらいの大きさで、白いフェースになっていることとダイヤル面が傾いているのが目を引く。音量調整ボタンもついているし、数字のボタンも大きいので…

補聴器の通信販売に注意! 国民生活センターの警告

補聴器の通販に問題が多いことが昨日報道されている。 アメリカは広大な国なので通販が発達しており、各種の補聴機器やグッズ類専門業者もあるが、それでも補聴器は通販で購入できないようになっていると思われる。 「補聴器」ではなく、集音器とかの名前で…

舛添厚生労働大臣、自立支援法見直し、示唆か?

臨時国会が来週から始まる。参議院選挙で洗礼を受けたはずの安倍首相が「起死回生」を狙った組閣が早くも崩れ落ちているが、厚生労働大臣は目玉のひとつだ。舛添大臣が障害者自立支援法のサービス改善に取り組むならば、財務省や財界が抵抗してくる。 財界が…

台風9号が接近、デジタル放送に手話放送がない理由

台風9号が接近している。 早い段階から、接近の情報が提供されている。 テレビでは、その画面からは映像は圧倒的な情報を持っているが、細部がわからない。 インターネットのWebでは、台風の進路予想から道路、鉄道状況も詳しく分かる。 インターネットは比…

左耳の補聴器の装用

左耳の補聴器の効果を見るために使っていなくてはならないが、この三日間使っていなかった。 生まれてこの方使ってこなかった耳で聞くというのは自覚的難聴者にとって、エキサイティングな体験だ。いつもの右耳の聞こえに左耳の聞こえが入るのはコーヒーにク…

ワイヤレスで携帯を聞く補聴器

首にかけた受信機がブルーツースで携帯からの電波を受けてまた補聴器に転送して聞く?補聴器は従来の耳かけ型の補聴器の半分もない位の大きさだった。 受信機能がない補聴器はTリンクを使って聞く? ブルーツースの受信機能を持つ補聴器に増えている。人工内…

補聴器のフィッティングの技術

補聴器は性能も向上しているが、やはり万能ではない。 難聴者は日常生活の中で一番解決したい聞えの場面を示せば、補聴器調整技能者はそれにあった調整がしやすい。 具体的に示されれば、補聴器が効果的に機能するように解決方法も提案出来る。 テレビ番組で…

デジタル補聴器のチップ

なかなか見ることの出来ないデジタル補聴器のチップがテレビで放映された。 数ミリ角の大きさしかない。このICに、各社の聴覚補償のノウハウがプログラムされる。 調整は、補聴器に接続されたパソコンで行われる。 調整する人は当然、ハードの補聴器のみなら…

災害の日の帰宅訓練 難聴者が歩くと。

勤務先が東京都の呼びかけに応じて、帰宅訓練を行う。実際には帰宅ではなく、勤務先から都内のもう一つの本社に徒歩で移動する。距離が30kmくらいあるので、9:00出発だ。 こちらは、自宅から勤務先に向けて歩くことにした。11:00から歩き始めると何時に着く…

「超高齢化社会と難聴」シンポジウム

「超高齢化社会と難聴」というシンポジウムがあった。筑波技術大学大沼直紀学長、慶応大学小川郁教授、プロ野球マスターズリーグコーチ中西太氏、補聴器工業会理事赤生秀一氏の四氏がパネリストでコーディネーターが好本恵氏だった。 映像をはさみながら超高…