ニューヨークで

国連障害者の権利条約第8回特別委員会へ

全難聴は、8月16日から18日まで、代表を3名を二本障害フォーラムJDFの代表団として派遣し、ニューヨークで国連の第8回特別委員会で、サイドイベントやロビー活動を積極的に行う予定だ。 特別委員会のマッケイ議長の昨秋発表された条約案のテキスト…

アメリカの難聴者用電話

ニューヨークの難聴者リーグは1910年に設立された、乳児から高齢者までの難聴者支援センターだ。聴覚障害、難聴に関する高度の専門家が教育、医学、心理学などの専門家と共同で個人、カップル、家族あるいはグループを対象にセラピーを行ったり、学校での教…

障害者に権利を

国連で障害者の権利について審議されているが、議長のドンマッケイ氏はこれは新しい条約を作るのではない、子供や女性に対する権利を障害者にも適用するだけだと言明した。 新しい概念を持ち込むとこれまでそうであったように、さらに何年も遅れることを懸念…

放送と通信のアクセシビリティ

19条のアクセシビリティに関する国際コーカス案にはもう一つ日本の提案で「放送と通信」が書き込まれた。 情報化社会で、webやelectric_commerceへのアクセシビリティが言及されているが、broadcasting_and_telecommunicationはなかった。 条文の検討は先に…

ニューヨークのメトロ

ブロードウェイ50番街にある難聴者のためのリーグを訪問した。 ニューヨークの地下鉄は映画に出てくるような落書きだらけの車両ではなかった。東京と変わらない。車内に吊り広告もなく、地下鉄の行き先表示があり、赤いLEDの電光文字が光っている。難聴者の…

半径1kmのダイハード

ホテルは国連ビルまで歩いて10分のイーストゲートタワーホテル。 毎日、カンファレンスルーム4に詰めて傍聴するか近くの部屋でサイドイベントや会合に出て、終ればホテルに戻って、日本と連絡を取る毎日だった。文字通訳speech-to-text interpreterが難聴者…

国際会議の要約筆記

国連の会議は仏語、中国語もあるが国際会議はまず英語で話を聞くことになる。 英語が日本語に同時通訳され、それを要約筆記者が聞いて書いていく。 通訳されたといっても言葉の概念が日本語に馴染んでいなければ英語がそのまま出てくる。条文の検討なので、…

国連のカフェテリア

国連にあるカフェテリアで各国の障害者も一緒に食事をしたラビット 記

国連カンファレンスルーム4

国連障害者の権利条約の第6回アドホック委員会に、初日の1日から5日まで毎日国連ビルに通い、会議を傍聴するとともに、難聴者の権利をアピールして来た。 国連の政府代表の作業委員会が作成した草案に、私たちの要望を取り入れた国際コーカス案が出されると…

国連総会第六回アドホック委員会

国連の障害者権利条約の審議が再開された。 今回は8月1日から12日までの第6回アドホック委員会。会議場の模様を伝えたい。 わたしたちは、英語の通訳者の通訳した日本語を要約筆記者が要約したノートテイクを受けていたが、世界ろう連などは手話通訳を受け…

アメリカのホテルの設備

ニューヨークは国連の側に宿を取った。難聴者であることを伝えておいたので、いろいろな聴覚障害者向け機器が用意されていた。 一つは、電話。タイプで電話できるTTYという機械と音を増幅するアダプターがある。TTYは同じ機械を持っている人どうし、片方向の…