難聴者が会議に参加するために


050617_1600~001.jpg050617_1544~001.jpg今日は午後から、情報通信のアクセスに関わる委員会に出た。
通信事業者や機器メーカー、それらの業界団体、各種の障害者団体が加わっている。
会議は、パソコン要約筆記が付いているので、発言が表示されるまでワンテンポあるが普通に参加できる。
資料とパソコンの画面を見るのに忙しいが、資料を見ていても数行分は画面で見られる。
パソコン要約筆記は、話された言葉をパソコンのキーボードから入力するが全てを文字化はしないし、できない。入力するパソコンは普通の市販のもので、ボランティアの方によって開発された専用ソフトを用いる。
最近は、聴覚障害者の参加する国や行政、関係機関の会議や学会などには用意されることが多くなっている。今後、手話通訳と同じように増えていくと思う。しかし、こうした会議のパソコン要約筆記が出来る人は多くはない。
資格みたいなものはないが、厚生労働省が養成のための標準的なカリキュラムを策定している。今後、自立支援法制定もあり、一定の技術、知識を持った人を認定することも必要になってくる。

ラビット 記