障害者自立支援法案の廃案と総選挙

障害者自立支援法案が廃案になった。
参議院の郵政法案の否決で解散になったので、廃案になったという、見方はしていない。

与党が、障害者自立支援法に反対する障害者の声を無視できないくらい、多くの障害者が反対をしたので、衆議院でも37時間に及ぶ審議を行わざるを得なかったのだ。
もし、反対運動がこれほどまでに強くなければ、もっと早い時期に採決され、参議院でも可決していたかもしれない。

厚生労働省は、再び、上程する構えだ。それは、国の財政構造から「グランドデザイン案」が提出されたので、国は何としても提出せざるを得ない。

総選挙後の臨時国会で、再び上程される「自立支援法案」を審議するのは、これから選挙の洗礼を受ける候補者だ。だとすれば、候補者に対して、応益負担の「自立支援法」や「自立支援法もどき」は絶対に賛同しないように、嵐のような攻勢をかける必要が或る。

ラビット 記