W社の攻勢

051205_0847~001.jpg050810_1414~001.jpg新聞に入っていた補聴器の広告。
「補聴器は、こう変わった!」と大きな見出しが目を引く。
ここは市内でも有数の高層ビルの一階に店舗を構えている。
驚くほど静か、デジタルなのに音が柔らかい、小さくてファッショナブルと説明が続く
これは、W社の「よくわかるデジタル補聴器フェア」と銘打ったキャンペーンで、最新のデジタル補聴器に見て触れるのが売りのようだ
デジタルというだけで何か聞えが格段に良くなるとかカタカナ語の機能説明の乱発ではないのが良心的だ。
身体の不自由な人には無料で出張するというのに目を引かれた。
協会の補聴器相談会の経験から、補聴器が必要な方はこちらから出ていく必要を感じていたからだ。
協会では、区内の福祉事務所や高齢者生活支援センターにも広報を呼び掛け、周辺の団地にちらしの配布も行ったが参加者が非常に少なかった。
今後は、自治会など地域団体とタイアップして、相談やケアの必要な方のところに出ていくことを考えないとならないかもしれない。

勤務先の同僚が忘年会の席で、今の補聴器は○○さんの声だけ聞えが良くないと訴えてこられた。
聞えに困っている人は多いのに、相談できる人や相談できる施設が知られていない。

ラビット 記

写真はW社のちらしとR社の接客室