自民党のネット選挙

051208_2104〜001.jpg自民党の選挙チームが来年の参議院選挙から、選挙期間中の運動にもインターネットを利用した方法を認めるように検討中だと報道された(12/5朝日新聞)。
これに、政治に関わることが制限されてきた障害者のアクセスが拡大す機会にもなることを求めたい
字幕や手話のない政見放送や立ち会い演説会もWebでリアルタイムに字幕や手話通訳付きで見られるようにして欲しい

先の総選挙でこれまで支持率の高くなかった若い世代からも支持があったことからインターネットによる選挙運動を認めるというのは自民党の党利党略以外の何ものでもないが、若い世代を甘く見てはいけない
どこの国も若い世代の社会の矛盾を鋭く感じ取る青年が社会の変化を求めているからだ
中国、韓国などは青年がネットを駆使して大統領まで誕生させ、先のフランスの「暴動」も移民政策に対する反発がある。
我が国の青年が超氷河期の就職状況にあり、サービス残業と低賃金にあえぐ無権利状態の会社員やフリーターが数百万人、数千万人いるのだ
米軍基地の恒久的拡大や憲法第九条の改憲の動きに、戦争になれば真っ先に徴兵制の対象になり、正義感と平和主義がどの世代よりも強いのは若い世代だ
障害者も同様のことは先の障害者自立支援法の運動のパワーを見れば分かる

自民党パンドラの箱を開けるのだ
ラビット 記